送金取扱高9000億円!カンボジアのモバイル決済システム「WING」の快進撃と、コンビニ以上のその使いやすさに驚きました。

日本では当たり前のように浸透してきたorigamiペイ、LINEペイ、Suica、PAYPAYなど色々な企業のモバイル決済サービスがありますが、あなたはもう使ってますか?

カンボジアにもWINGという、とても大きなモバイル決済サービスがありますので、今日はそのお話をしたいと思います。 

1.新興国におけるお金の問題とは?

日本では誰でも銀行口座を持つことができます。
そのため、お金の保管方法についてあまり考えることはありません。
お給料は口座に振り込まれ、コンビニのATMで出金できて、現金やクレジットカードをつかって商品が購入したりと、何不自由なくできるからです。

しかしカンボジアのような新興国では、そういったサービスがあっても、だれでも利用できるわけではありません。
・銀行支店網やATMが近所にない
・最低預金額が高い
・ID提示など
低所得者層にとっては、銀行口座開設はハードルが高くてほとんどの人が持っていませんし、クレジットカードももちろん持つことは難しいですよね。

タンス預金であるとか、つぼにお金をいれて庭に隠すとか、日本では考えられないような保管方法ですが、新興国では当たり前のように行われています。 

そうなるとお金を盗まれたり、無くしてしまったりと心配事が多くなってしまいます。
そこで出てきたのがモバイル決済です。

 
なぜモバイル決済なのか?
 
WINGの場合は、携帯電話と少しのお金さえあれば口座を開設することができます。 

カンボジアでは銀行口座の保有率が約25%と低いのですが、携帯電話の所有率が130%以上ととても高いです。
ここがモバイル決済サービスが流行っている要因のひとつだと思います。 

2.モバイル決済システム「WING」で何ができる?

WINGでは以下のようなことができます。
・モバイル決済
・国内・国際送金と受取り
・入出金
・携帯電話料金のチャージ
・公共料金の支払い

これらを見てもらえると、WINGは送金だけでなく、銀行やコンビニの代わりになっていて、とても便利だということが分かります。 

2-1.モバイル決済

 

QRコードを使用した決済です。
レストランやショッピングモールなど様々な場面で活用できます。

直接的なお金のやり取りがないため
お店側としてはニセ札や強盗対策にもなります。 

2-2.国内・国際送金と受取り

WINGといえば送金サービスです。

自分の携帯電話番号と相手の携帯電話番号だけで、現金の送金と受取りができます。

受取り側の人に、送金時のシリアル番号をおしえてあげることで、WING Cash xpressの店舗で現金の受取りが可能です。

WING Cash xpressの店舗は、カンボジアに6000店舗あります。 

2-3.入出金

 

WINGカードまたはスマートフォンでのQRコード読み取りをすることで、WING口座に入出金することが可能です。

 

2-4.携帯電話料金のチャージ

日本では携帯電話の料金プランは月額制だと思いますが、新興国ではプリペイドチャージ式がほとんどです。
彼らからすると月額制で支払ってる日本人はクレイジーだといいます。笑

電話料金や通信容量の残量が少なくなってきたら、コンビニや電気屋さんなどでプリペイドチャージ用のカードを購入し、そのカードに書いてあるコードを携帯電話に入力することでチャージすることができます。

しかしWINGをつかうと、お金をおろしてお店にわざわざ行ってカードを購入しにいくことなくチャージができてしまいますので、急にチャージが必要になったとしても心配ありません。 

2-5. 公共料金の支払い

モバイル決済サービス激戦区のカンボジアのなかで、WINGだけが取り扱えるサービスが公共料金や税金の支払いです。

これはカンボジアの税務総局や電力公社と業務提携を行い、自動車税、固定資産税、法人税、付加価値税、電気料金、上下水道料金、ガス料金などをWINGで支払うことができます。 

3. まとめ

WINGの送金システムは他にも
海外へ出稼ぎにいった労働者が、祖国カンボジアの家族へ国際送金に使ったり、法人サービスとして会社の給料をWINGで支払ったりと、次から次へと新しいサービスが出てきています。

新興国という環境が、モバイル決済サービスを進化させたということが分かりましたが、これからは新興国発のサービスが出てくるかもしれませんね。

送金、決済など銀行の代わりとなるWING。
タクシーやトゥクトゥクなど交通系はPassAppやgrab。
といったように、これからもスマホアプリの進化は止まりそうもありませんね。

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