環状道路3号線からみえてくるプノンペン都市計画と物流構想


【環状道路からみえてくるプノンペン都市計画と物流構想】

前回の投稿で、環状道路3号線の工事が開始されることをお話しました。 

ついにプノンペンで環状道路3号線の工事が始まります!

今回は、この環状道路ができることでカンボジア政府がどのような都市計画を考えているのか、お伝えしていきたいと思います。

いままでのプノンペンにはコンドミニアムや高層ビル単体としての建設計画はありましたが、大きな区画での開発というのはされていませんでした。

しかし、この数年で大きな区画開発の計画が発表され、建設も行われるようになりました。

・イオンモール2号店のあるセンソックシティ
・プノンペン北部にある2000haのガーデンシティ
・プノンペン南部にあるイオン3建設地のINGシティ
・チョロイチャンバー半島にあるチョロイチャンバーシティ
などです。

 

内・中央・外環状線にも、これらの開発地付近を通っていますが、大きな開発計画というのは住宅や商業地以外のことでも発表されています。

まずはプノンペン中心地にある青果市場のダムコー市場ですが

プノンペン北西部にあるセンソック地区に移転する発表をおこないました。

おなじくプノンペン中心地にある大きな工場や倉庫は

さきほどのセンソック地区や
南東部のミンチェイ地区に移転させる発表もおこないました。

 

これまではプノンペン中心地に青果市場や工場、倉庫があることで、大きなトレーラーが都市部に多く入ってきてしまい交通渋滞の原因の一つとなっています。
(そのため、現在プノンペンは時間帯による大型車の通行を制限しています)

そういったことを避けるためにも、環状道路沿いの工業団地に工場や倉庫を移動させるのです。
これで大型トレーラーは、郊外から環状道路を通って工業団地に入りますので、環状道路の内側(プノンペン中心地】に入る必要がなくなります。

日本の場合でいうと
むかしは東名高速道路から東北道路に行くときに、混んでいると分かっていながらも都心の首都高速道路を走らなければなりませんでした。
しかし、いまは圏央道という環状道路ができたことで、都心を通らなくても済むようになりましたので、渋滞も減ったと思います。

 

環状道路の完成は、カンボジアの物流網に良い意味で大きく影響しますし、そのあとは高速道路や鉄道建設など開発は目白押しですね。
プノンペンの環状道路3号線は2021年12月に竣工する予定です。


 
 
 

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